文化施設

石川ハイテク交流センター

竣工 1993年 1月
分類 文化施設
所在地 石川県能美市
規模 鉄筋コンクリート造 地上2階
受賞 第21回石川建築賞 入選
第7回いしかわ広告景観賞石川デザインセンター賞(館名サイン)

辰口町の丘陵地において整備が進む、「いしかわサイエンスパーク」の核としてこの施設は、 研究開発のための情報収集、交流等の場としての機能をもつとともに 地域コミュニティ形成のための機能を持ち、親しみやすく、周囲の環境に調和し、 地域の独自性を持った建築として新しい地域文化の創造の媒体となることを主旨としています。
白山から流れ出た清流(手取川)が建物を通り抜け、シンボル公園(日本海)へと流れ込むという イメージで建物を位置づけ、川と橋、そしてその両岸で営まれる人々の生活をイメージしました。
人々は清流と共に建物にアプローチし、この清流を媒体として人と人、自然と人とがコミュニケーションする 場を提供しています。
日本の伝統的な空間構成である回遊式の形態をとり、視覚の変化、視野の明暗、位置の高低をつけるなど、 景観の移り変わりを感じとれる空間づくりを心がけました。

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