- 竣 工
- 2021年 4月(増築部)
- 用 途
- 庁 舎
- 所 在
- 輪島市二ツ屋町
- 規 模
- 鉄筋コンクリート造 地上3階(増築部)
- 受 賞
- 第55回日本サインデザイン賞 中部地区賞
設計主旨
昭和48年竣工の既存庁舎を耐震改修し残しながら、防災機能を集約したコンパクトな防災庁舎を建設するプロジェクトです。
・全体ヴォリュームは千枚田の棚田のように階段状の建物形状とすることで、前面道路からの圧迫感を軽減し、既存庁舎を含めた全体が一つの建築となるように計画しました。
・庁舎1・2階に市民が利用する諸室をまとめる計画としています。特にアクセスしやすい増築棟1階に市民窓口を集約し、利便性向上を図っています。執務室は大きなオープンフロアとし、組織改編に柔軟に対応できるよう配慮しています。増築棟2階には災害対策本部諸室を集約して配置しています。
・内装は漆塗りのEVシャフトや、拭き漆の壁、沈金をモチーフにしたサインなど、輪島らしさを感じられる素材・色・デザインを採用しています。