
交通関連施設
(仮称)小松新駅 北陸新幹線 待合室
分類 | 交通関連施設 |
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コンセプト
『小松の美を発信する工芸建築』
-はじめに-
2024年、金沢から延伸される北陸新幹線の小松新駅。
地元九谷焼作家13名と共に、来訪者をおもてなしするための玄関口である「待合室」の空間をデザインしました。
-工芸作家と共に創る「工芸建築」-
・待合室内の2本の柱には、「木場潟の夜空に浮かぶ花火」をイメージした小松の九谷作家の制作した絵皿を彩り豊かに配置し、建築空間と一体化した、作家がコラボレーションで創り上げる作品・空間としました。
・"デザインの原点"である点・線・面で表現される「花火」をデザインソースとしています。
・五彩、青手、金襴手、赤絵細描、彩釉、釉裏金彩、釉裏銀彩など、小松の九谷焼は作家の数だけ技法や表現方法があり、その多様性は日本の工芸の中でも特筆すべきものがあります。この多様性をもつ小松九谷の特徴を活かし、作家の各々の個性を活かしつつ調和性のとれた作品となるようプロジェクトを進めました。
-おわりに-
・旅行者をはじめとする来訪者が、「小松の美」を感じ、「小松の魅力」を知るきっかけとなることを願っています。
(山﨑)